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西武がアジアシリーズも制覇
日本、韓国、台湾、中国の優勝チームが闘うアジアシリーズは今年で4回目(中国は昨年まで代表選抜チーム)。今年は西武が代表ということでしっかり見ようと思っていましたが、地上波での中継なし。去年まではあった気がしたのですが。唯一中継していたJ-sports PLUSは見られないですし、結局1試合も見られませんでした。なので結果だけ。
西武は初戦、最大の強敵と目された韓国のSKに判定の影響(ファールがホームランと判定)もあって3-4で負けますが、台湾の統一に2-1で勝つと、中国の天津には大会記録の16得点で大勝。予選リーグでは2勝1敗で西武、SK、統一の3チームが並びましたが、失点率の差で西武が1位、統一が2位となりSKは敗退。決勝は西武と統一の戦いになりました。
その決勝、最後まで投手戦になったみたいです。勝負を決めたのは石井義の走塁。9回、2死から四球で出塁すると、佐藤の左中間への打球で、相手守備の隙を突いて一気にサヨナラのホームイン。1987年の西武と巨人の日本シリーズで見られた辻の伝説の走塁を髣髴とさせるものだったようですが、NHKの映像見てもそこまではわからず。とにかく1-0のサヨナラ勝ちで、この大会日本勢4連覇を達成。西武で止めなくて良かった(笑)
日本シリーズから3日しか間隔がない状態でアジアシリーズ。しかもただでさえ今季の西武打線を引っ張ったブラゼル、GGがいないうえに、中島、細川がケガでメンバー登録されず、抑えのグラマン、日本シリーズで貴重なホームランを打ったボカチカと外国人選手も帰国したためベストとは程遠いメンバー。それでも、若手中心の投手陣がしっかりと試合をつくり、少ないチャンスで得点するスタイルで戦えたみたいです。
それにしても盛り上がらないですね、アジアシリーズ。去年までもそうでしたが、地上波の中継がなくなってからいっそう拍車がかかったような気もします。このまま行くと、もう何年かで消滅する可能性すら考えてしまいます。とはいえ、草創期の中国は別として、日本と韓国、台湾のトップレベルでの差はあまりなくなっている気もしますので、日本のチームが負けたりして、今後面白くなってくる可能性もありますね。今はまだ“日本が勝って当たり前”という雰囲気がどこかにありますし。そうしたらアジアシリーズも存在もより大きいものになってくるんじゃないでしょうか。
ところで今年のアジアシリーズは日本が西武ライオンズ、韓国がSKワイバーンズ、台湾が統一ライオンズ、中国が天津ライオンズと、4チーム中3チームがライオンズ。韓国代表がサムスンライオンズだったらライオンズシリーズでしたね。それはそれで見たかった気もします。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月16日 22時24分
日本シリーズ第7戦~日本一決定!!
西武と巨人の日本シリーズは、巨人が先に王手をかけて迎えた昨日の第6戦で西武が逆王手をかけ、3勝3敗で第7戦を迎えました。今日の第7戦での勝者が日本一ということになります。その大事な試合の先発は、西武が西口、巨人が内海の先発。
試合は今日も初回から動きます。1回裏、1死から巨人打線が西口の立ち上がりを攻め、木村拓の四球の後、小笠原の二塁打、ラミレスの四球で1死満塁となると、西口の低めのスライダーが指に引っかかったか、捕手の前でバウンドし銀仁朗が逸らす間に巨人が先制。さらに2回、先頭の坂本にソロを打たれ、西武は序盤から2点をリードされ、西口はこの回でマウンドを降ります。
しかし5回、代打・ボカチカがソロを打ち1点差とすると、8回、先頭の片岡が死球で出塁し、初球に盗塁成功は初回に続き今日2個目。栗山が送りバントをしっかりと決めると、中島のサードゴロに判断良く本塁突入。サードの小笠原が本塁へ送球するも間に合わず同点に追いつきます。さらに2死ながら中村、野田の連続四球で一二塁とすると、昨日の打のヒーロー・平尾がここでセンター前へタイムリーを打って勝ち越し。9回にも先頭の赤田が三塁打でチャンスメイクをしますが、ここは追加点ならず。一方の西武投手陣は、3回から7回まで石井一、涌井、星野とつなぎ、この間走者を一人も許さないパーフェクトの継投。勝ち越した直後の8回には早くも抑えのグラマンがマウンドに上り、8回と9回の2イニングを6人で完璧に抑え3-2で勝利。
埼玉西武ライオンズが読売ジャイアンツを破り、4年ぶり13回目の日本一を決めました!!
久々の巨人との日本シリーズ。日本シリーズでは巨人に2連敗中でしたが、西武が巨人を破っての日本一は1990年以来。ちょうど僕が西武ファンになった頃以来です。巨人に勝っての日本一は何より嬉しい(笑)
昨日の試合は岸と平尾が魅せてくれましたが、今日は片岡でしょう。8回、先頭打者として打席に入ると、死球を受けガッツポーズで出塁。すかさず初球に盗塁成功。失敗すると完全に流れを持っていかれるような難しい場面で期待に応える、鳥肌が立つくらい素晴しいプレーでした。さらに三塁に進んだ後、中島の弱いサードゴロでホームイン。少しでも反応が遅れると本塁でアウトになる可能性もあっただけに、判断といい思い切りといい、今や走塁・盗塁技術は西武随一と言っていいと思います。
それにしてもどちらも試合の流れを完全につかみきれず(渡さず)、ワンプレーで勝敗が変わりそうな微妙なバランスの試合が続き、良い日本シリーズでした。西武と巨人、どちらもホームランに注目が集まるチームでしたが、最後の2試合は片岡と鈴木という両チームの1番バッターの足が試合を決めました。盗塁を全て決めた片岡。盗塁を決められずチームに勢いをつけられなかった鈴木。また、互いにチャンスを幾度となく作りながらホームが遠かったのは、ピンチを背負ってからの両チームの投手陣の粘りが大きかったと思います。それがまた試合に緊迫感を与えた要因でもあると思います。
日本シリーズのMVPは岸。日本シリーズ初登板初完封は毎回奪三振のおまけ付き。初登板・初完封で毎回奪三振は史上初。さらに昨日も4回途中からロングリリーフで無失点。この日本シリーズでの成績は2勝0敗防御率0.00。
西武の日本一は2004年以来となりますが、そういえばその年も伊東監督就任1年目でした。今回も、その伊東監督の下で昨年26年ぶりのBクラスとなり交代した渡辺監督の就任1年目。今年はさらに西武ライオンズから埼玉西武ライオンズと名称が変わり1年目。いろんな意味で記念すべき年となりました。黄金期再来1年目であるとさらに言うことはないんですが(笑)
さて、あとはアジアシリーズですが、今回は初めてまともに見るアジアシリーズになりそうです。
それにしても埼玉西武ライオンズ、、、素晴しい!!!
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月9日 22時40分
日本シリーズ第6戦
西武と巨人の日本シリーズは、5戦目までを終え巨人の3勝2敗と、巨人が日本一に王手をかけています。今日は東京ドームで第6戦。先発は西武が帆足、巨人が高橋尚の両左腕。
この試合も初回から動きます。西武は先頭の片岡が倒れたあと栗山が安打で出塁すると、高橋尚が警戒するあまりか中島、中村への連続四球で1死満塁に。後藤はセカンドフライで2死になりますが、続く平尾が左中間へ走者一掃の3点タイムリー二塁打で先制。巨人はその裏、先頭の鈴木が安打で出塁しますが、盗塁失敗で三人で攻撃を終えます。西武は2回表もチャンスを作りますが追加点は奪えず。逆にその裏、巨人は先頭のラミレスから李、亀井の3連打で1点を返し、さらに無死二三塁のピンチが続きます。しかしそこからは帆足の粘りの投球。それ以上の点は与えず踏ん張ります。巨人の先発・高橋尚が2回で早々に降板すると、西武は代わった東野から3回には連打で、4回には3連続四球でチャンスを作りますが、今日5番に入った後藤のブレーキもあり追加点は奪えません。すると4回裏、再びこの回先頭のラミレスに二塁打で出塁を許すと、李にも四球を与え無死一二塁。続く亀井を打ち取ったところで帆足が降板し、なんと第4戦に完封勝利をしたばかりの岸が登板。このピンチを無失点で切り抜けると、直後の5回表、先頭の平尾が今日4打点目となるソロで追加点を奪います。
その後、打線はチャンスを作れませんが、岸が第4戦に続き好投。第4戦で147球を投げた疲れが心配でしたが、カーブを有効に使い、今日も巨人打線を翻弄します。しかし8回、1死から脇谷に四球を与えると、小笠原が安打で続き、1死一三塁でラミレス、李を迎えます。それでも岸は、カーブを有効に使い、ラミレスをセカンド後方へのフライ、李を三球三振に抑え得点を許しません。岸は9回も続投。1死から阿部にあわや本塁打というフェンスの上のほうに当たる二塁打を打たれ、続く加藤にも初球をレフト前へ打たれますが、木村拓、鈴木を連続三振に仕留め、4-1で勝利。
これで3勝3敗、西武が逆王手をかけた形となり、勝負は明日の第7戦に持ち込まれることになりました。
今日はなんといっても岸!第4戦に147球で完封したばかりでしたが、2日休んで今日はロングリリーフで登場。見ている側としては、どこで岸に代打を送るかなと思っていましたが、7回と9回に岸に打席が回っても交代せず、4回途中から9回まで91球、見事投げぬきました。打席では全く打つ気無しでしたが(笑)巨人打線も全く合ってませんでしたね。
打っては平尾。初回、1死満塁から後藤が凡退して嫌な空気になりそうな場面でしたが、見事な3点タイムリー二塁打。さらには、チャンスを作れどもなかなか追加点が奪えない中で飛び出した効果的なソロ。その前の打席で単打も打っていますので、あとは三塁打が出ればサイクルヒットというところでしたが、それは望みすぎか(笑)勝負強い、平尾らしい活躍だったと思います。
また、そこに繋がったのは、3番中島、4番中村の存在感でしょう。今日の試合の前半は、巨人の投手がこの2人を嫌がっているような投球で、四球が多くなっていました。
ところで、その中島です。一昨日の試合でわき腹を痛めたということで、その後、疲労骨折と診断されてもおかしくないくらい重症で出場は厳しいという話もありましたが、今日はフル出場。打席ではスイングにわき腹をややかばっているところもありましたが、2四球に1安打は後ろに中村がいることを考えれば十分。もう一人、一昨日の試合で右肩を痛めた細川は、今日は出場せず。守備面では、今日の試合は代わりの銀仁朗がしっかりと落ち着いたリードで1失点という結果でしたが、打撃はやはり細川が必要ですね。銀仁朗だと、8番、9番と打てない打順が並ぶので。銀仁朗の打撃がもう少し良くなってくれればいいのですが、今それを望むのは酷か。
とにもかくにも、久々に第7戦までもつれることになった日本シリーズ。明日、東京ドームでの試合で日本一が決まります。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月8日 22時30分
日本シリーズ第5戦
西武と巨人の日本シリーズは、第4戦を終えて2勝2敗の五分。見応えのある試合が続いています。今日の試合に勝ったほうが日本一に王手をかける第5戦。西武は涌井、巨人は上原と、初戦と同じくエース対決になりました。
試合は3戦続けて初回から動きます。涌井が三者凡退で抑えると、その裏、西武打線は上原のストレートを逆方向へ狙い、片岡、栗山、中島の三連打で無死満塁。中村は三振に倒れますが、石井義のセカンドゴロ併殺崩れの間に片岡が生還し西武が先制します。しかし直後の2回表、李に代わってこの試合5番に入った阿部が、センターバックスクリーンへ同点のソロ。さらに西武にアクシデント。細川が2回裏にセーフティバントをした際、小笠原のタッチを避けようとして右肩を痛めたようで、3回の守備から銀仁朗がマスクをかぶります。それでも3回裏、巨人のショート・坂本のエラーで中島が二塁に残ると、2死から石井義がライトへ勝ち越しタイムリー。この後さらに後藤、佐藤の連打で満塁のチャンスを作りますが、続く銀仁朗は三振。打順の巡りが悪かった。。。しかし、上原はこの回でマウンドを降ります。その後西武は5回にもチャンスを作りますが、ここも銀仁朗が凡退し追加点が奪えません。
一方の涌井は、阿部にソロを打たれた以外は安定した投球。3回に捕手が細川から銀仁朗に代わりましたが、銀仁朗が細川とまた違ったリードをしたことで、巨人打線を抑えていきます。しかし7回、膠着しかけた試合が大きく動きます。1死後、ラミレスが二遊間へ安打。この打球がセカンドベースに当たったことにより、打球がライト、センター、セカンドの間へ大きく跳ねます。その間にラミレスは猛然と二塁へ。続く阿部がライトへタイムリーを打ち同点。さらに亀井もセンター後方、フェンス直撃の二塁打を打ち1死二三塁とすると、脇谷が左中間へ三塁打を打ち勝ち越し。さらに坂本もスライダーを捉え左中間を破るタイムリー二塁打を打ち、これでラミレスから5連打。涌井はここでマウンドを降ります。9回には、4番手の谷中が1死一三塁から、谷に外のボール気味のスライダーをライト前へ運ばれると、さらに一三塁の状態から鈴木にスクイズを決められこの回も2失点。その裏、途中から中島に代わって3番に入っている平尾が、クルーンの高めのストレートをレフトスタンドへ運びますが3-7で敗戦。
2勝2敗で迎えた第5戦を巨人が制し日本一へ王手。
それにしても痛い負け。細川が2回の走塁中に右肩を痛め3回の守備から交代。さらに中島も4回の第3打席で空振り三振をした際、右わき腹を痛め5回の守備から交代。単純に考えれば、日本シリーズという大舞台で途中交代ということは、かなり痛みがあるというように考えられますが、2人、大丈夫なんでしょうか。この試合でこの2人の重要性を改めて感じましたし。
中島と細川の重要性。中島は、もともと西武打線の中心的な存在ですし、バント意外は何でも出来るバッターですから、打線全体の重みがその存在の有無で大きく変わるくらいの存在です。細川は、日本シリーズではここまで好リードが目立っていましたが、今日負けたことでそれが余計に際立つ結果に。細川はわりとよく内角を攻めることで内角の意識を植え付け、それを利用する形で打ち取るような組み立て方が多かったように思いますが、銀仁朗は外中心。シーズン中はもっと積極的に打ちを突いていたように思いますが、細川との差を利用しようとしたのか、外が非常に多かった気がします。交代してしばらくはそれが効いていましたが、7回にはそれが裏目に出る形になり、また、その勝負どころでのリードが単調になったこともあって、大量失点に繋がりました。9回の谷のタイムリーも似たようなもので、捕手は野田に代わっていましたが、外のスライダーばかりを続けたことで打たれた一打だったように思います。若い銀仁朗には良い経験になったと思いますけどね。
もうひとつ。西武打線は3連打が2回ありながら、いずれも満塁止まり。その後一度は点を取りましたが、もう一度は2死だったこともあり無得点。3連打目で点が取れないのもなかなかきついですね。逆に言うと、それだけ巨人の守備が上手かったということだと思います。結果、西武は13安打放ちながら得点は3。初回の逆方向への3連打が出たときは、打線爆発を期待したんですが。
これで西武から見たら王手をかけられ後がなくなった形になりました。第6戦、細川と中島が出られたら期待は出来るのですが、2人の状態が心配です。西武ドームでの試合はここまでで、第6戦は明後日、東京ドームで行われます。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月6日 22時25分
日本シリーズ第4戦
西武と巨人の日本シリーズは、第3戦を終えて西武の1勝2敗。今日巨人が勝てば日本一に王手がかかるという試合でした。その第4戦の先発は、西武が岸、巨人がグライシンガー。
試合は初回から動きます。西武の先頭の片岡が初球をライト前へ弾き返すと、すかさず盗塁成功。すると、2番の栗山が内角のボールを上手く打ち返し一塁線を破るタイムリー二塁打。交流戦で打ち崩したグライシンガーから、西武得意のパターンで早々に先制します。しかしそこからはさすがにグライシンガー。そこから3回まで見事に抑えられます。ところが4回、先頭の中島が死球を受けると、中島とグライシンガーがにらみ合い、あわや乱闘という状態に。その場が収まると、直後に中村が完全復活を宣言するかのような完璧な当たりをレフトスタンドへ2ラン。6回にも、中島が内野安打で出塁後、中村が2打席連続の2ランで5点目を奪い、グライシンガーはここで降板。続いてマウンドに上った山口からも西武はチャンスを作りますが、追加点は奪えず。一方の西武の先発・岸は、立ち上がりから好投。ストレートとカーブを中心に巨人打線を翻弄。150球近い球数を要したものの、終わってみれば散発4安打、毎回の10奪三振で、日本シリーズ初登板でいきなり完封。5-0。
今日西武が勝ったことで、この日本シリーズは2勝2敗とまたしても並びました。明日勝ったほうが日本一に王手をかけることになります。ほとんどの試合でどちらのチームも先発がしっかりと試合を作っているからか、緊張感のある好ゲームが多い気がします。去年、一昨年あたりは、2戦目くらいで流れを見てるとどちらが勝つかある程度予測できましたが、今年は予測できず。もちろん西武に勝ってほしいという気持ちは強いのですが、最後の最後までわからない展開になりそうです。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月5日 21時48分
日本シリーズ第3戦
巨人と西武の日本シリーズは、東京ドームでの2試合を終えて1勝1敗。今日からは西武ドームでの試合が3つ続きます。今日の先発は西武は日本シリーズに強い石井一、巨人は内海でした。
試合は開始直後から動きます。初回、巨人は先頭の鈴木が初球をライト線へ打ち返し二塁打とすると、続く木村拓は初球をショートゴロ。この打球に鈴木は反応良く三塁へ進むと、小笠原への初球が石井一の暴投となり、わずか3球で巨人が先制します。さらに2回、2死一三塁からまたしても鈴木に今度はレフトポール際へ3ランを打たれ、序盤から4点リードされます。石井一は序盤こそ不安定でしたが、3回にラミレスを併殺に打ち取ったところからは立ち直り見事な投球を見せてくれます。しかし好投も束の間。6回、ラミレスに2試合連続となるソロを打たれ5点差に広げられます。
一方の西武打線は、内海の前に上位打線が沈黙。内海の投球に翻弄されますが、5点目を取られた直後の6回、1死から片岡が安打で出塁。すかさず盗塁を決めると、栗山も安打で続き一三塁に。続く中島はここまで苦しめられた内海のスライダー(カーブ?)をきれいにセンター前へ弾き返し、1点を返します。ここで内海は早々に降板。西村に代わったところで、日本シリーズでは未だ無安打の中村が高めのボールを高々とレフトへ舞い上げ、シリーズ初安打となる3ランで1点差に詰め寄ります。しかし8回、西武は前の回からマウンドに上っていた小野寺が小笠原に技ありの一発を打たれ差を広げられると、そのまま試合終了。4-6。
やっぱり先発が崩れると厳しい試合になりますね。石井一も途中からは見事な投球をしてくれましたが、序盤の4失点はさすがに厳しかった。また、ホームランもソロならまだ良いという話がありますが、場面によりますね。ソロばかりでも今日のように効果的に打たれたら1点以上の重みがあります。
ところで、打線の話。日本シリーズでは2戦目まで、西武はホームランでしか得点がありませんでしたが、今日、ようやくタイムリーが出ました。それも中島が内海の得意球を打ち返す形で。さらに、好調の中島の前後を打つ栗山、中村がシリーズでは無安打でしたが、どちらも今日は打ってくれました。特に中村は打ってほしい場面で打ってほしい本塁打を打ったという点で、明日以降、打線全体に良い影響が期待できそうです。
明日も西武ドームで第4戦があります。巨人が勝てば日本一に王手をかける試合となり、西武が勝てば再び2勝2敗の五分に並びます。予想される先発は、西武が岸、巨人がグライシンガーです。西武打線が交流戦のときのようにグライシンガーを打ち崩すことが出来れば良いのですが、岸も日本シリーズ初登板でどういう投球を見せてくれるのでしょうか。その前に今日みたいに審判が妙な判定をしなければ良いのですが。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月4日 23時31分
日本シリーズ第2戦
西武と巨人の日本シリーズ。初戦は涌井と上原のエース対決となった試合で、涌井が8回を被安打1の好投で西武が先勝。2連勝すれば日本一がぐっと近くなる2戦目、西武の先発は帆足、巨人は高橋尚成と両左腕の対決となりました。
試合は序盤から動きます。2回、帆足が連続で四死球を与え、さらに犠打で1死二三塁となった後、鶴岡がライトへ犠牲フライを打ち巨人が先制します。帆足はその後も制球が定まらず毎回ランナーを背負う苦しい投球が続きますが、5回を投げ、失点を2回の1点のみと粘ります。すると4回表、先頭の片岡が三塁線を破る二塁打で出塁すると、栗山が送って1死三塁。続く中島が、2試合連続となる2ランで一気に逆転します。6回表にも、代打の平尾が安打をきっかけにチャンスを作りますが、中島、中村と凡退し追加点ならず。すると直後の6回、西武は2番手の大沼が、先頭の坂本にカウントを悪くしたあとに安打を許すと、鶴岡に犠打を決められ1死二塁に。続く亀井には、真ん中付近に入った甘いボールを痛打され、同点打を許します。その後、西武打線は巨人の中継ぎ陣に走者を出せず、一方の投手陣も毎回ランナーを背負いながらも無失点で切り抜けます。しかし同点のままの9回裏、この回からマウンドに上った岡本真が、1死からここまで全く打ててなかったラミレスに甘く入った変化球を左中間スタンドに運ばれ、サヨナラ負け。2-3。
この負けは嫌な負けかも。結果としての負けならまだ想定内とはいえ、負け方、具体的にはラミレスにサヨナラ弾を浴びた負け方はちょっと嫌ですね。特にラミレスは、昨日今日と全く自分のバッティングが出来ていないようでしたので、この一打をきっかけに、しかもそれが試合を決める一発だっただけに、調子に乗られると、巨人打線が本当に怖くなりますね。そういった意味ではラミレスはそのまま眠らせておいてほしかった。。。
また、昨日今日と巨人の中継ぎ陣にきれいに抑えられているのも気になります。中継ぎ陣の勝負では巨人に分があるのははっきりしていますが、若手の多い巨人の中継ぎ陣を勢いに乗せたら嫌ですね。西武のほうは、大沼が同点に追いつかれたらどうグラマンまで繋げばいいのやら。まぁ今日は大沼が日本シリーズ初登板ということで、次の試合からしっかりと抑えてくれれば問題は無いのですが。
ところで、今日の西武投手陣、帆足が2つ、星野、小野寺が1つずつ死球を与え1試合で計4つの死球は多くはないでしょうか。それだけ内角を攻めている結果だと思いますが、特に星野が小笠原へ与えた死球は、そのために小笠原が交代したために気になります。大きな影響が無ければいいのですが。
次の試合は、一日空けて火曜日、西武ドームでの試合です。西武ドームでの試合なので、指名打者制でいつもどおりの西武の野球を見せてほしいです。特に最近ずっと4番に入っている中村にはそろそろ打ってほしい。中島で打線が切れたら点もなかなか入らないと思うので。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月2日 22時21分
日本シリーズ初戦
ドラフト後の日本シリーズというのも慣れませんが、今日から6年ぶりとなる西武と巨人の日本シリーズ。東京ドームで行われた初戦は大方の予想通り、涌井と上原の両エースが先発しました。
試合は、初回、先頭の片岡がいきなり安打で出塁しますが、2球目を投げる前に上原の絶妙な牽制に逆を衝かれアウト。その後は涌井と上原の好投が続きます。試合が動いたのは4回、巨人の先頭の鈴木の打球をサードの中村が弾き無死から出塁を許します。2死二塁となってから、4番ラミレスを内角の球で打ち取ろうとしますが、打球に勢いが無かったためにライトが飛びつくも取れず、先制の二塁打になります。しかし直後の5回表、西武は後藤が、上原の少し甘く入ったストレートを捉え同点のソロ。さらに続く6回には、2死から中島が右中間へ勝ち越しのソロ。直後に涌井は連続四死球から1死一二塁のピンチを作りますが、今度はラミレスを外の変化球で上手く誘い出し併殺。9回には、ひざの状態からやや不安のあるグラマンが登板。先頭の木村拓に内野安打で出塁を許した後、小笠原の二遊間を抜けるかという当たりを打たれますが、これに片岡が飛びつきセカンドフォースアウト。続くラミレスを併殺に仕留め逃げ切り、2-1で勝利。
初戦を西武が取りまずは1勝。涌井は、8回を投げ被安打はラミレスに打たれたタイムリー1本のみの好投。それも詰まった当たりでしたから、まともに捉えられた打球は皆無。これぞエースの投球という感じでした。対する上原は、中盤からやや甘い球が増えてきた気がします。ボールのキレも、中盤から落ちていましたし。
西武の試合としては随分と久しぶりに接戦になった気がします。シーズン終盤からCSは、勝っても負けても一方的な試合が多かったので。最終回は、一瞬雰囲気が変わりそうな状況になりましたが、それを止めたのが片岡。小笠原の打球がセンターへ抜けていたら、負けていたかもしれない状況でした。とはいえ、なんだかんだでグラマンが1点差でしっかりと抑えたことは大きい。
明日も東京ドームで第2戦が行われます。西武黄金期の森監督は、2戦目に重点を置いていたらしいのですが、明日はどういう試合になるんでしょうか。パ・リーグと違い予告先発の制度が無いので、全くわかりません。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年11月1日 21時22分
WBCは原監督
昨日ようやく、来年3月に行われるWBC第2回大会の日本代表監督が決まりました。日本一監督が就任するという話もありましたが、日本シリーズを前に原監督の就任ということになりました。
個人的には星野監督でなければ原監督と思っていたので、順当かなという気はしています。日本シリーズで勝ったチームの監督が代表監督になるという話がありましたが、今年の日本シリーズは巨人と西武。巨人の原監督はともかくとして、西武の渡辺監督は今年が就任1年目。指導者経験としてはこれまでも二軍監督などをしていましたから無いとは言えませんが、勝つことが目標の一軍と育成が主体の二軍の監督とでは全く違うと思いますし、就任1年目では正直評価は難しいと思います。そういった意味では、原監督は監督経験5年のうち3度リーグ優勝をし日本一にもなっていますし(ちょうど6年前の2002年、西武との日本シリーズで)、適任であると思います。
楽天の野村監督が“ばっかじゃなかろかルンバ♪”なんてボヤキ歌を歌ってたこともあり、細かな采配では疑問に感じるものがありますが、巨人のエースと4番ばかりを集めたような巨大戦力のチームをまとめ上げた点に関しては、代表監督たる資質を感じさせます。
とはいえ、今回の監督選任の過程は不可解。五輪で惨敗した星野監督が一時に決まりかけましたが、イチローなどの強い反発で白紙に。以前から一部で言われていた日本一チームの監督に要請するという話に落ち着くかと思われましたが、これもある意味では予想通りというか、日本シリーズを前に原監督に就任要請し、原監督が受諾ということになりました。今回は迷走した挙句これで一段落という雰囲気が漂っていますが、次回も同じように迷走する気でしょうか。
せっかくだから、代表監督の選考基準を考えてほしいという気はします。日本一チームの監督でも良いですが、それが就任間もない監督であれば、非常に評価が難しいところだと思います。プロ野球の監督から選ぶのであれば、日本一経験者で少なくとも4~5年は監督経験のある人というのが個人的な案です。あとは一流選手を上手くまとめ上げる能力のある人ですが、これは基準としては曖昧。本当は国際大会の多いアマチュアの指導者も候補に挙がって良いとは思いますが、組織がプロとそれ以外とで分かれて、WBCに関してはプロ野球機構が決める今のシステムでは無理でしょうね。統一的な組織を作らない限りは。
さらには、代表監督選考の時期。WBCまでほとんど間がないこの時期に決めるのはどうなんでしょう。日本一チームの監督ということで言えば、WBC開催2年前の日本シリーズまでの成績(2009年開催であれば2007年までの成績)を参考にして、少なくともWBC1年前までには決め、それが現役監督であれば、シーズン中はNPBやOBの代表監督経験者がバックアップする形で情報収集などを行い、日本シリーズなどを終えた後、速やかにWBCの体制に移行できるようなシステムを作ることも必要なのではないかという気はします。
もうひとつ、今後もWBCという国際大会が続き、それに日本が参加し続けるのであれば、国内のルールなども、国際ルールに合わせるべきではないでしょうか。そうしなければ、メジャーで活躍している選手はともかくとして、国内でプレーしている選手にとっては、WBC後しばらくは微妙な感覚のズレから結果が出せないということも起こりかねず、日本にとってWBCの価値が低下する可能性もあると思います。
蛇足ながら、個人的な今回のWBC監督・コーチ陣の希望案。
総監督(顧問) 王貞治
監督 原辰徳
ヘッドコーチ 国際大会の経験があるアマチュアの指導者
その他コーチ 40~50代半ばまでの将来の代表監督候補
ものすごい大雑把でほとんど意味はありません。プロアマ含めた統一的な野球組織が出来て、かつ将来を見据えた選考を行えばこういう形もあるのかななんて思ったりもしています。
そういえばヤクルトの監督として日本一経験のある若松さんの名前がついぞ挙がってきませんでしたね。王さんが一度は候補として名前を挙げたという話もありますが。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月29日 22時45分
高橋尚子引退
昨日書けなかったので今日いくつかまとめて。
女子マラソンで2000年のシドニー五輪金メダリストの高橋尚子選手が、昨日、引退会見を開きました。決断の理由はプロとしての走りが出来なくなったということのようです。
今年から来年にかけて、東京国際、大阪国際、名古屋国際の3大大会に出場するということを以前公表していて、そこでの走りを期待していたのですが、残念です。
自分の印象としては、突如として現れた星だったように感じます。バンコクでのアジア大会で日本人最高記録を出すと、シドニー五輪で日本女子マラソン初の金メダル。そのときの「すごく楽しい42kmでした」という言葉が、その笑顔とともに、マラソンのイメージを大きく変えるものだったように思います。
さらに翌年には女子マラソンとして始めて2時間20分の壁を破る世界記録を作り(1週間ほどでケニアのヌデレバに更新されましたが)、さらにその次の年にはマラソン6連勝を達成します。
しかし7連勝とアテネ五輪の代表を目指して出場した2003年の東京国際で2位に終わり、五輪代表からも落選。その後、それまで指導を受けてきた小出監督の下を離れ“チームQ”として再始動。それからも優勝はしましたが、最後のレースとなった今年の名古屋国際では自己ワーストの27位の惨敗に終わり、北京五輪の代表にもなれませんでした。その後は国内3大大会への出場を目指すとしていましたが、11月の東京国際を前に、今回の引退発表となりました。
それにしても、あれほど楽しく走るマラソンランナーを他に知りません。というより、そこに恐ろしささえ感じますし、稀有なランナーということになるでしょうか。それほど走ることが好きだったんだろうということも感じますが、だから昨日の会見でも言っていたようにこれからもプロとしてではないにしろ、走り続けるんだろうと思います。
お疲れ様でした。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月29日 21時48分
日本シリーズは西武―巨人
セ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ第4戦が今日行われ、巨人が6-2で中日に勝利。これでアドバンテージを含めて巨人の3勝1敗1分となり、巨人の日本シリーズ進出が決定しました。パはすでに西武が日本シリーズへの進出を決めていますので、2002年以来の西武と巨人の日本シリーズということになります。
というより、意外にあっさりと決まりましたね。もう少し中日が粘るかと思いましたが、それだけ巨人が強いということでしょう。自慢の打線で圧勝したかと思えば、接戦になっても中継ぎ陣がしっかりと働くし、いいところで打線が繋がるし。だから終盤の大逆転でのリーグ優勝が可能だったんでしょうけど。
巨人は2002年以来の日本シリーズということで、そのときも、そして今回も相手は西武です。2002年は西武が4連敗しましたが、そのお返しが出来ればいいんですけどね。そういえば、今年の交流戦では、西武は巨人相手に4試合で3勝1敗と勝ち越しています。そう考えると勝てそうですが、そのときはまだ巨人が故障者続出で苦しんでるときですからね。今は巨人のチーム状態も随分と良くなったようで、比較をする意味は無さそうです。ただ、その交流戦で、2年連続セ・リーグ最多勝のグライシンガーを2度KOしたのはプラスに考えて良いかもしれません。とはいえ上原は復活し、内海、高橋尚成といますし、グライシンガーだけに勝てても意味は無いんですけどね。
試合は11月1日から、まずは東京ドームで始まります。西武ドームでは3戦目以降の平日の試合のみですが、4連勝あるいは4勝1敗であれば西武ドームでの胴上げが見れます。難しいかなぁ。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月25日 22時47分
パCS第2ステージ第5戦
昨日の試合に勝利し、第2ステージでの対戦成績をアドバンテージを含めて3勝2敗とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた西武。今日の試合に勝てば日本シリーズ進出が決まります。
その大事な試合の先発はエースの涌井。日ハムはグリンが先発で、両チームとも第2ステージ初戦と同じ先発でした。初戦は涌井が6回1失点と好投したのに対し、グリンは4回10失点と対照的。今日の試合はどうだったか。
初回は、どちらも三者凡退でした。しかし2回、日ハムは三者凡退に終わったのに対し、西武は2死から後藤が外の変化球を上手くバットに乗せ、センターバックスクリーンへ先制のソロ。打った瞬間はセンターフライかと思いましたが、想像以上に打球が伸びました。3回には、これも2死から片岡が安打で出塁。そこからグリンが乱れます。片岡がすかさず盗塁を決めると、栗山も四球で2死一二塁。続く中島がレフトへタイムリーを打つと、中村にも四球で満塁。さらに石井義も四球で押し出しとなり、グリンはここで降板、藤井に交代します。すると、後藤がその代わり端を捉え、センター前へきれいな2点タイムリー。序盤で5点のリードを奪います。
一方の涌井は素晴しい投球。7回2死から稲葉に安打を打たれるまでは、パーフェクト投球。また、その多くが内野ゴロで、球数も1イニングで10球程度と、リズムもよく理想的な内容でした。そのリズムの良さが打線にも影響を与えたか、4回以降抑えられていた打線でしたが、7回、またもや2死から中村、石井義の連打で一二塁のチャンスを作ると、後藤が前進守備のレフト頭上を楽々越えるフェンス直撃の二塁打で2点。8回にも赤田の二塁打、片岡の内野安打で一三塁とすると、栗山がライトへ2点三塁打。さらに中島の内野ゴロの間に1点を追加します。9回には、金子、森本に安打を打たれますが、最後は稲葉を空振り三振。涌井は104球で完封勝利。
これで埼玉西武ライオンズはCS第2ステージを4勝2敗で制し、日本シリーズ進出決定!!!リーグ優勝時にはできなかった、ホームでの胴上げが行われました。
また、このCSのMVPは涌井となったようです。
シーズン終盤に、ホームでなかなか勝てない試合が続いていましたが、CS前に短期合宿を行った成果か、初戦に打線が爆発し大勝。2戦目にダルビッシュに押さえ込まれた影響からか、3戦目にも負け連敗しますが、そのあとに一日空いたことで再び調子を取り戻したようで、4戦目には片岡がこのCS初となる盗塁を決めると、勢いづいた打線が再びつながり大勝。5戦目もその良い流れが続き快勝。今季の快進撃の原点であるであろう豊富な練習が自信に繋がっているような、そう感じさせる戦いぶりでした。
ちょうど今日からセ・リーグのCS第2ステージが始まりました。巨人と中日、どちらが勝ち上がってくるかはわかりませんが、日本シリーズは11月1日から。気が早いですが、今から楽しみです。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月22日 22時3分
パCS第2ステージ第4戦
第2ステージ最初の3試合で西武の1勝2敗。アドバンテージの分も含めて2勝2敗となって迎えた第4戦。第5戦には西武は涌井、6戦目までもつれたら日ハムはダルビッシュが先発すると予想されているだけに、この第4戦を勝ったほうが日本シリーズ進出に王手をかけることになりますが、それ以上に大きな意味を持つことになると考えられます。
この試合の先発は、西武が石井一、日ハムがスウィーニー。立ち上がりから明暗が分かれます。先にマウンドに上った石井一。先頭の森本に四球を与えると、犠打を決められた後さらに四球を与え、いきなり1死一二塁のピンチ。しかしここで、高橋、スレッジを連続三振に抑え、ピンチを切り抜けます。するとその裏、西武は先頭の片岡が右前打で出塁すると、すかさず盗塁。さらに犠打で1死三塁のチャンス。ここで中島は2ストライクと追い込まれながらも外のスライダーに食らいつき、それが前進守備のセカンド頭上を襲う先制タイムリーに。さらに今日4番に入った中村が安打で繋ぐと、5番の石井義が左中間をきれいに破る2点タイムリー二塁打。2死後、大島の詰まったあたりがレフトの前へポトリと落ちタイムリーに。初回、同じようにチャンスを作りながらも、日ハムは無得点、西武は4得点。西武はさらに2回にも、この回先頭の赤田が安打で出塁すると、片岡がエンドランをきれいに決めて無死一三塁。栗山が二遊間を破る安打を打ち追加点。3回には、2死から細川がレフトへ2ランを打ち、この回でスウィーニーをKO。
一方の石井一は、初回こそ2四球でピンチを作ったものの、2回以降は好投。7点差がついた直後の4回には三者連続三振、再びピンチを作った6回にもスレッジを三振で仕留めます。7回には捉えられだしたか、四球と3つの安打、さらにはミスも加わり3点を失いますが、この回もアウトは全て三振。結局、石井一は7回を投げ13奪三振。石井一にしては珍しい投球。それだけ気合が入っていたということだと思います。
打線も、4回以降は日ハム中継ぎ陣の前に抑えられていましたが、3点を返された直後の7回裏、2死から左の石井義に対し日ハムは左の宮西に継投。日ハムのこの継投が裏目に出て、石井義が二塁打でチャンスメイクをすると、4番から6番に下がった後藤がレフトへタイムリー。さらに8回には、7回の守備で点に繋がるエラーをした赤田が、それを取り返すようにレフトへソロ。9回に大量得点差がありながらグラマンをマウンドに送ったのは、渡辺監督にグラマンの状態への不安があったからか。それが悪いほうに的中し、ボッツにソロを打たれます。さらに2死から森本にも安打を打たれますが、最後は鶴岡を三振に。9-4。
これで西武の3勝2敗。あと1つ勝てば日本シリーズ進出決定です。
心配だったグラマンですが、今日はボッツに鋭いライナーでソロ、森本にも安打を打たれたものの、思ったほど心配しなくてもいいかも。良いときに比べたら球威もあるというわけではなさそうですが、140キロ台半ばは出てましたし、いまだに1点差では不安ですが、もう少し余裕があれば十分に抑えられると思います。
明日の先発は涌井とグリン。初戦と同じです。初戦は涌井が好投した一方でグリンは大量失点。ここまでの4試合、先発の差がそのまま試合結果に出ています。明日はどうなるか。初戦の再現となればいいのですが、少なくとも涌井が初戦のようにエースらしい、粘りの投球をして、一気に日本シリーズ進出を決めてほしいです。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月21日 22時29分
パCS第2ステージ第3戦
西武と日ハムのクライマックスシリーズは、第2戦にダルビッシュの好投で日ハムが勝ち、西武のアドバンテージを含めて西武の2勝1敗。第3戦は、西武は帆足、日ハムは武田勝の先発でした。
初回は両投手三者凡退に仕留めますが、2回に帆足がやや崩れます。先頭の小谷野の打球は一塁線を襲いますが、一塁塁審は一旦は両手を広げてファールのジェスチャー。それで一旦プレーが止まりかけますが、直後にその塁審がフェアのジャッジに変更。「どっち?」と思う間に小谷野は二塁へ。最初からフェアと判定されていても二塁打になる打球でしたからそれはまだいいのですが、一歩間違えばジャッジの影響で三塁打にもされていたような場面。当然のことながら渡辺監督は抗議。最初に両手をあげたのはジャッジだったのか、ボールを避けたときに反射的にそうなったのかはわかりませんが、違和感のある判定&説明。そこで妙な間ができます。そのジャッジの影響か、帆足はここからしばらく乱れがちに。その後2死までこぎつけますが、追い込んだあとのボッツの打球はボテボテの三塁ゴロ。これを中村が懸命にファーストへ投げますが、送球が逸れ一塁はセーフに。その間に三塁ランナーだった小谷野は先制のホームイン。記録は中村のエラーですが、内野安打でも良かった気が。この回はこの1点に留めますが、続く3回、先頭の金子誠が安打で出塁すると、犠打と安打で1死一三塁に。ここで田中賢介の打球は高いバウンドのファーストゴロとなり、その間に1点を追加されます。さらに小谷野が安打で続くと、スレッジにはレフトへ3ランを打たれこの回一挙4失点。昨日と同じように序盤で5点のビハインドを抱えます。それでも帆足は4回、5回は立ち直り3人ずつで抑えます。
すると5回裏、それまでノーヒットだった西武打線ですが、先頭の中村がチーム初ヒットで出塁。平尾もセンター前への安打で続き、森本のミスもあって無死一三塁のチャンスになります。続く佐藤の鋭い当たりが三塁線を襲いますが、これはサードの小谷野のファインプレーに阻まれサードゴロになります。しかし、この間に1点を返します。2死となってから、今度は赤田が左中間へ上手く打ち返しタイムリー二塁打に。さらに片岡もきれいに打ち返しますが、これはセンター正面のライナーで2点止まり。ところが、この回の西武の攻撃が効いたか、武田勝はこの回で降板し、6回には多田野がマウンドに上ります。この多田野が乱調。先頭の栗山に四球を与えると、中島の初球は死球で無死一二塁。梨田監督はここでたまらず武田久を投入。後藤はサードゴロに倒れますが、ボテボテのあたりが幸いして進塁打となり、1死二三塁となります。続く中村は内角の球に詰まりながらもセンターへ犠牲フライで2点差とします。
しかし、西武の反撃もここまで。初戦と同じように日ハムリリーフ陣からなかなか得点できません。一方の投手陣は、6回から西武は帆足に代わって大沼がマウンドに上り、6回、7回をパーフェクトに抑えていましたが、3イニング目となった8回、先頭の森本に内野安打を許します。送りバントで1死二塁となったところで、次の田中賢介に相性が良いらしい三井に交代します。しかし、その初球、真ん中低めにやや甘く入ったボールを痛打され決定的な6点目を奪われます。さらに9回には、それでもあきらめまいと渡辺監督は守護神のグラマンをマウンドに送りますが、ケガの影響か、精彩を欠いた投球でさらに1点を失います。9回裏に日ハムの抑え・マイケルから3安打で1点を返しますが、そこまで。4-7。5回と6回の攻撃では逆転できると思ったんですが。また、グラマンのことを考えると結果以上に痛い負けになりそう。
これで第2ステージは2勝2敗の五分に。西武は1勝のアドバンテージを使い果たしたような形になりました。
今日の試合で最も心配していたのは、昨日のダルビッシュの投球を受けて、西武打線が調子を崩されていないかということでした。しかし、5回裏の攻撃を見ていると、確実に捉えた当たりが多かったですし、それ以外でも、野手の正面という不運があったものの、全体として心配するほどの影響はなかったのかなとは思います。
それ以上に不安なのが投手陣。今日先発した帆足が5失点したのは痛かったですが、一番痛いのはグラマンの状態。シーズン中は防御率0点台で圧倒的な安定感を見せてくれていましたが、シーズン終盤に受けた打球の影響からかひざの状態が気になる投球でした。この状態だと、明後日以降の試合、1~2点リードした最終回にグラマンが出てきても安心できないかも。
次は1日空いて火曜日に4戦目があります。もし6戦目までもつれ込むようなことがあると、そこで再びダルビッシュを相手にしなければならなくなりますし、4戦目、5戦目と連勝してそうならないようにしてほしいんですけどね。そのためには打線に期待。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月19日 17時8分
パCS第2ステージ第2戦
パ・リーグのCS第2ステージは、1勝のアドバンテージがある西武が初戦を制し2勝。3勝目をかけて第2戦が行われました。
西武の先発は岸。日ハムはエースのダルビッシュ。立ち上がりはどちらも四球を出すなど不安定な投球でしたが、先に失点したのは岸。3回、1死から鶴岡、金子誠に連打を許すと、2死となってから、CSではいまだ無安打の森本に先制打を打たれます。さらに続く4回、先頭のスレッジに四球を与えると、1死一二塁から坪井の打球は高いバウンドのセカンドゴロ。しかし片岡がバウンドに合わせられずセンター前へ抜け、これがタイムリーに。続く鶴岡にはライトにフライを打たれます。ボカチカは一瞬目測を誤ったものの、やや浅めのフライを捕りタッチアップした三塁ランナーを刺すべく本塁へ送球。タイミングは完全にアウトでしたが、送球が逸れた分細川のタッチが追いつかずに失点。直後に金子誠に2ランを打たれ、この回計4失点で、ダルビッシュ相手には致命的な5点のビハインドを背負います。岸はこの回で降板。2ストライクと追い込んでからの決め球をことごとくカットされ、粘り負けしたところを痛打される悪いパターンでした。しかし、5回以降は中継ぎ陣がランナーを出しながらも無失点で抑えます。一方のダルビッシュは、やや制球に苦しんでいるような感じがありましたが、内角へのストレートやツーシームを効果的に使う鶴岡のリードにも助けられたか、四球を出しつつも安打をあまり許さない投球で、終わってみれば完封負け。0-5。
これで対戦成績は西武の2勝1敗となります。まだアドバンテージの1つはリードしている状態。
今日の試合前、昨日の試合で最終回に失点に繋がるエラーをした原が登録を抹消され、水田が登録されました。これも短期決戦の厳しさ。原にとっては良い経験になったのでは。
短期決戦の厳しさということでいえば、第1ステージで日ハムはオリックス相手に連勝してすんなりと第2ステージ進出を決めましたが、それはオリックス打線が初戦のダルビッシュとの対戦でタイミングを外され、それが2戦目にも影響したという話があります。ほんの少しのズレが短期決戦では命取りになります。そのズレを修正するには時間が無いためですが、西武打線の場合はどうなんでしょうか。明日の第3戦で、結果は関係なしに昨日のように良い当たりが出てくれれば心配はいらないのですが、そうでなければ心配です。
西武が日本シリーズに進めるかどうかは、明日の第3戦が大きいと思います。
作者:miyazo_m2
更新日:2008年10月18日 17時31分